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PRUGIO通信

韓国ソウル在住。旅、飛行機、写真、そして酒を愛する大阪人のブログです。

ビートルに乗って九州に行ってきました

旅行

先々週、ちょっと時間を取れたので新田原基地航空祭を見がてら九州に行ってきたのですが、今回はちょっと趣向を変えて、釜山<==>博多間に就航している高速船ビートルを利用してみました。f:id:prugio:20161217112833j:plain

高速船ビートル

元々はボーイングが軍用に開発した高速船で、船の下に装備されている翼によって航行時は船体が浮上して水の抵抗を減らして高速航行を可能にする、所謂水中翼船です。

下の写真は今回門司の九州鉄道記念館を訪れた際に上映していた画像を写真に撮ったものですが、船体が浮上している様子が分かります。f:id:prugio:20161217113929j:plain

船体はアルミ製で、エンジンは普通の船では一般的なディーゼルではなくガスタービンエンジン、荒っぽく言えばジェットエンジンの一種です。f:id:prugio:20161217114052j:plain

777や787などのボーイング製飛行機と同じように929という三桁の機種名が付けられています。つまり、ボーイング929です。尚、日本で運行されているのはボーイングとのライセンス契約に基づいて川崎重工が生産したものです。小生、飛行機マニアですので今回はこのボーイング929に乗ってみたくて船のルートを選びました。

先ずは釜山へ

先ずはKTXで釜山に行かねばなりません。ビートルの釜山発が14:00ですので余裕を持って12:00頃には釜山に着く列車を利用しました。

ソウル駅にて。f:id:prugio:20161217115059j:plain

奮発して特室(グリーン車に相当)を利用しました。ネットで早目に購入すれば差額は2万ウォンちょっとなのでたまには良いでしょう。f:id:prugio:20161217115417j:plain

KTXの良いところは手荷物置き場があることで、日本の新幹線も見習って欲しいものです。今回は日本で色々買い出ししたいこともあって大型のスーツケースを持って行ったので助かりました。尚、KTXでは特室ではない普通車(韓国式に言えば一般車)にも荷物置き場は有ります。

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ソウル駅のコンビニで買っておいたおにぎりとお~いお茶で朝食。既に気分は日本です。f:id:prugio:20161217120443j:plain

車内モニターではニュースを上映。パク・クネ大統領問題の話題というのが笑えます。f:id:prugio:20161217120639j:plain

爆睡している間に釜山に到着。f:id:prugio:20161217120840j:plain

釜山駅にて。f:id:prugio:20161217120921j:plain

私が乗ったのは仏アルストム社のライセンスに基づいて現代ロテムが韓国で製造した車両だったようです。f:id:prugio:20161217121021j:plain

釜山フェリーターミナルへ

釜山駅からフェリーターミナルへはシャトルバスも出ているようですが徒歩でも行けます。10分程度の距離なので私は歩いて行きました。f:id:prugio:20161217121225j:plain

釜山駅のフェリーターミナル側。f:id:prugio:20161217121404j:plain

フェリー旅客ターミナルビル。何か煙ってますがオッサンが何やらゴミらしきものを燃やしている煙です。韓国第二の大都市中央駅のすぐ近くで野焼きって・・・f:id:prugio:20161217121443j:plain

ターミナルビル3階の出発エリア。各社のチェックインカウンターが並んでいます。f:id:prugio:20161217121822j:plain

14時の出発に対しチェックイン開始は12:30からだったので先ずは昼メシを食べました。f:id:prugio:20161217122015j:plain

食べたのは재첩국(ジェチョプグク=シジミ汁)定食。f:id:prugio:20161217122129j:plain

かなり以前、一度釜山で食べたことがあって旨かったので食べてみましたが、ここのはシジミも少ないしコクも足りないし、失敗でした。f:id:prugio:20161217122457j:plain

食後は展望デッキに出てみました。これがビートル号です。韓国の船に乗るのは躊躇しますが、ビートルはJR九州が運航しているので安心できるでしょう。f:id:prugio:20161217122707j:plain

こちらは釜山<==>対馬を結ぶオーシャンフラワー。f:id:prugio:20161217122845j:plain

釜山港大橋。2014年に開通したそうです。f:id:prugio:20161217123116j:plain

出国~搭乗

そろそろ出国します。f:id:prugio:20161217123344j:plain

出国前には空港と同様のセキュリティーチェックと出国カウンターがあります。写真撮影は禁止なのでここは文章のみです。手順は飛行機と同じですが、スーツケースはチェックインするのではなく自分で船内に持ち込みます。

制限エリア内の雰囲気も空港と似ています。f:id:prugio:20161217124502j:plain

免税店もあり、品揃えもまずまずですが、私が愛煙してるメビウス1mgメンソールはありませんでした。仁川や金浦空港にも無いので、残念ながら韓国では売っていないようです。f:id:prugio:20161217124601j:plain

喫煙室はありました。f:id:prugio:20161217124850j:plain

搭乗ゲート。f:id:prugio:20161217124942j:plain

スーツケースをゴロゴロ引っ張って船に向かいます。f:id:prugio:20161217125016j:plain

関釜フェリーのはまゆう。夜出航して朝到着するスケジュールで運行しています。f:id:prugio:20161217130114j:plain

 

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でかい荷物を持って乗り込む人もいます。因みに手荷物の重量制限は20kgです。私は大型のスーツケースを持っていたのですが、チェックインの際に重量を量られたので厳し目に見ているようです。f:id:prugio:20161217130421j:plain

出航~博多

船尾の棚に荷物を置いて着席すると、シートベルトを締めるように指示されます。過去に鯨と衝突し、その衝撃で負傷者が出たしたことがあったようです。f:id:prugio:20161217130731j:plain

エンジン始動の際には"キュイ~ン"とジェットエンジンっぽい音がして気分が盛り上がります。

 

離岸の際には係員が手を振って見送ってくれました。f:id:prugio:20161217131251j:plain

釜山港大橋の下をくぐります。f:id:prugio:20161217131345j:plain

この辺りで既に速度を徐々に上げていたようですが、いつ船体が浮上したのかは気付きませんでした。

アジア有数の貿易港である釜山、ガンドリークレーンが並んでいます。私は長年貿易の仕事に携わっていたのでこういうのを見ると萌えます。f:id:prugio:20161217131507j:plain

大型クルーズ客船が接岸していました。f:id:prugio:20161217131754j:plain

外洋に出る頃には既に巡航速度に達していたようです。f:id:prugio:20161217131835j:plain

普通席の様子。船内ではワゴンで乗務員のお姉さんが巡回して飲み物や食べ物、免税品を販売します。私は水を一本買っただけですが、水一本は100円、350ccのビール1本は150円でした。免税なのでビールは安いですね。f:id:prugio:20161217131930j:plain

韓国語の単語集でちょっと勉強したり、居眠りしたりするうちに福岡に到着しました。f:id:prugio:20161218142506j:plain

後ろに見えるのは博多ポートタワーです。f:id:prugio:20161218142627j:plain

この日は天候が良い方だったのか、乗り心地は良かったです。70km/hちょっとの速度で航行していたようですが、舗装の良い道路を70km/hで走るバスに乗っているような感じでした。たまに波のうねりを超える際にふわっと上下する感覚もありますが不快感を覚えるほどではありません。面白いのは航行中に旋回する際で、飛行機のように船が旋回方向に傾きます。

記事が長くなってしまったので釜山==>博多編はとりあえずここまでとします。