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PRUGIO通信

韓国ソウル在住。旅、飛行機、写真、そして酒を愛する大阪人のブログです。

北朝鮮・元山エアフェスティバルに行ってきた

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ブログ更新が2週間ほど滞ってしまいましたが、実は、9月24日、25日の2日に亘って北朝鮮の元山市(원산=ウォンサン)で開かれた航空ショー、元山エアフェスティバルに行ってきました。f:id:prugio:20161003170606j:plain

小生、ソウル在住で家内は韓国人です。
ビザ申請書に配偶者の国籍まで記載する必要はありませんが、住所を偽る訳にはゆきませんので正直にソウルの住所で申請しました。そもそも"在韓"邦人が北朝鮮のビザを取れるのか?普通の日本在住の日本人よりもリスクが高いのでは?等々・・・、行くべきか否か?悩みました。しかし、今や中々見ることができない旧ソ連・ロシアの飛行機を見る、乗るという誘惑に抗しきれず、また、幸か不幸かビザが無事発給されたので、行ってしまいました。先週月曜日の夜、無事ソウルに帰ってきたものの、未だ気持ちの整理がつかないような心境ですが、とりあえず報告まで以下に写真を幾つか貼りつけます。

北京空港にて。この高麗航空のツポレフTu-204に乗って平壌に向かいました。f:id:prugio:20161003171442j:plain

搭乗を待っていると、皮肉にも高麗航空機のスポットのすぐ隣に大韓航空機が入ってきました。f:id:prugio:20161003171617j:plain

北京==>平壌便の機内にて。f:id:prugio:20161003171749j:plain

 

元山エアフェスティバル

正式名は、元山国際親善航空フェスティバル(원산국제친선항공축전=直訳すると"元山国際親善航空祝典")です。北朝鮮にしては珍しく公式サイトもあります(そのうちリンク切れになるかも知れませんが)。

背後に写っているのが元山葛麻(갈마=カルマ)空港の新ターミナルビルで、昨年9月にオープンしたそうです。f:id:prugio:20161003173025j:plain

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会場の人民達。市内から空港までは数キロありそうですが、朝っぱらから皆徒歩で来ていました。飛行機に興味がある人もいれば、動員されて渋々来ていた人もいたことでしょう。f:id:prugio:20161003174255j:plain

私が最も、見て乗りたかったのはこのイリューシンIl-62です。f:id:prugio:20161003173913j:plain

黒煙を曳いて離陸するIl-18。何も考えず1/2000secで撮ってしまいプロペラが止まってしまいました。お恥ずかしい。f:id:prugio:20161003174051j:plain

Il-76とパイロット達。f:id:prugio:20161003174610j:plain

これはショー2日目でしたが、パラシュート降下のパフォーマンス。f:id:prugio:20161003174731j:plain

そして、それを見て歓声を上げる人民達。f:id:prugio:20161003174841j:plain

ツポレフTu-134f:id:prugio:20161003174950j:plain

ショーの目玉の一つ、MiG-29。北朝鮮は燃料難の筈ですがパイロットの錬度はかなりのもので、小松のF-15ばりの機動飛行を見せてくれました。この日に備えてエースパイロットを重点的に訓練させたのか?f:id:prugio:20161003201623j:plain

アフターバーナーもガンガン焚きます。f:id:prugio:20161003202011j:plain

米軍ではA-10に相当するSu-25。f:id:prugio:20161003202056j:plain

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そしてMiG-21。f:id:prugio:20161003202300j:plain

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MiG-21のパイロットは女性でした。本当か?プロパガンダ向けに女性に飛行服(革製というのが泣かせる)を着せてインタビューに答えさせているのか?と思ったら…f:id:prugio:20161003202538j:plain

改めて拡大してみると、本当に女性パイロットが操縦してました。f:id:prugio:20161003202855j:plain

第三国経由で密輸入したらしい、アメリカ製のMD500。
4機編隊で展示飛行を披露していました。f:id:prugio:20161003203036j:plain

ヘリがクロスする演技は初めて見ました。f:id:prugio:20161003203415j:plain

MD500の前でポーズをとる高麗航空のCA。f:id:prugio:20161003203501j:plain

村上龍氏の小説、「半島を出よ」で、人民軍の兵士たちを福岡に輸送する場面で登場するアントノフAn-2。f:id:prugio:20161003203603j:plain

 

"北"の光景

宿舎前の銅像。後ろの文字は「敬愛する金正恩将軍様ありがとうございます」。f:id:prugio:20161003204520j:plain

元山市内にて。f:id:prugio:20161003204551j:plain

「偉大なる金正恩同志について(従い)、最後の勝利に向かって前へ!」f:id:prugio:20161003204650j:plain

元山市内で信号は見掛けなかった。交通警官が立っている。f:id:prugio:20161003204710j:plain

人民軍の兵士達。f:id:prugio:20161003205024j:plain

2日目の夜、恐らく我々のために平壌から来たであろう歌劇団。f:id:prugio:20161003205050j:plain

3日目の夜、市内の広場で行われた「夜会」。夥しい数の若者たちが一糸乱れず踊る。f:id:prugio:20161003205110j:plain

平壌空港喫煙室のモニター。ついに"将軍様"と遭遇。
歌詞は「白頭山、白頭山、我が心の故郷へ・・・」f:id:prugio:20161003205137j:plain

 

とりあえず現時点では・・・

冒頭にも書いた通り、私は家内が韓国人で、今、同じ半島に住む身としてはちょっと気持ちの整理に時間が必要と感じています。行って良かったのか?と聞かれれば、貴重な経験を出来て良かったと答えますが、元々同じ民族だった人々が、南(韓国)の人達とは全く違う、我々からするとは異様な環境下に置かれているのを目の当たりにして、飛行機を楽しむどころでは無かったというのが今の心境です。

色々と写真を撮ってきましたので、そのうち改めて紹介するつもりです。